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ゴールドマン コレクション 河鍋暁斎の世界

暁斎WORLD全開!出品作の半数以上が国内の展覧会で初公開!

幕末・明治期に活躍し、今なお国内外で高い人気を誇る絵師・河鍋暁斎(1831-89)。手がけた画題は神仏画から戯画、動物画、妖怪画にいたるまで、多岐に渡り、そのいずれの作品にも卓越した画技と機知に富んだ発想が見られます。本展では、世界屈指の暁斎コレクターである、イギリス在住のイスラエル・ゴールドマン氏の所蔵作品から約110点を厳選し、コレクションを代表する肉筆画と版画の名品、および国内の展覧会で初公開となる優品の数々をご紹介します。

「書画会図」(部分)明治9~11年頃(c. 1876-78) 紙本淡彩 Photo: Ken Adlard

河鍋暁斎とは

天保2年(1831)、下総国しもうさのくに古河こが(現在の茨城県)に生まれる。7歳の頃から約2年、浮世絵師・歌川国芳に手ほどきを受け、その後、御用絵師の一派である駿河台するがだい狩野派かのうはで修業を積んだ。人前で即興で絵を描く席画せきがを得意とし、その席画を商業的イベントとして行った書画会にしばしば参加した。酒好きで、明治3年(1870)の書画会しょがかいでは酔って描いた絵が見咎められ、逮捕・投獄された。翌年に号を「暁斎きょうさい」と改め、その後も人気絵師として活躍する。開国後は欧米人にも注目され、英国人建築家のジョサイア・コンドルらが弟子となった。明治22年、59歳で胃がんのため亡くなったが、彼の生み出した作品は国内外に大きな影響を与えた。